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    <title>代官坂</title>
    <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com</link>
    <description>代官坂・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 代官坂のぞむ.</copyright>
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      <title>桜舞う季節に - はちみつ色の空を翔ぶ君　サイドストーリー　Blue Side</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/95/section/4809</link>
      <pubDate>Mon, 04 Oct 2021 08:15:00 +0900</pubDate>
      <description>はちみつ色の空を翔ぶ君のサイドストーリーです</description>
      <content:encoded><![CDATA[　　三学期の期末試験も終わり、春休みに入ると、平日の昼間も映画館でのバイトを増やして、せっせと働いていた。別にお金に困っているわけではないが、陽葵さんのいない日常は、何かで埋めておかないと耐えられないほど空っぽだった。

　ただし、今日の昼間だけはシフトを入れずに空けてある。十時から文学部の卒業式。
　卒業式であれば、間違いなく陽葵さんは来るはず。大学生活の最後に、一言だけでいいから、陽葵さんと会って言葉をかわしたかった。仲直りできるとは思えないが、一緒に過ごした時間はかけがえのないものだったこと、感謝していること、今でも好きでいることを、直接伝えたかった。
　
　卒業式が行われる記念館に着くと、階段の横にある満開の大きな桜の木を囲むように、卒業生とその家族が大勢集まっていた。記念館入口の『学位授与式』と書かれた大きな看板の前では、記念撮影をするために列ができている。女子は着物に袴姿がやは...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第四話　思い出の店 - はちみつ色の空を翔ぶ君　サイドストーリー　Blue Side</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/95/section/4808</link>
      <pubDate>Mon, 04 Oct 2021 08:15:00 +0900</pubDate>
      <description>はちみつ色の空を翔ぶ君のサイドストーリーです</description>
      <content:encoded><![CDATA[　去年のクリスマスは、青いトンネルのイルミネーションの下で、ペアリングをプレゼントしたっけ。
　きらびやかな街灯の下を歩きながら、ふと思い出した。その時に陽葵さんからもらったムートンの手袋は、今でも使っているが、自分がプレゼントしたペアリングは、引き出しにしまったままにしている。

　ディナーを食べて、イルミネーションを見て、ホテルの上層階のバーに行って。思い出すと、ずいぶん贅沢なクリスマスを過ごしていた。今年は何も予定を入れていないから、きっと夜は家でぼうっと過ごしている。そんなことを考えていると、普段にも増して寂しさが身に沁みるような気がした。
　用事を入れようと思えば、いくらでもスケジュールを埋めることはできた。映画館のバイトで夜のシフトも入れるとか、友人から誘われているパーティーに行くとか。ただ、思い出のクリスマスの夜に、無理をして時間を消化するのも何かしっくりこないので、あえて「...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第三話　祝祭の中で - はちみつ色の空を翔ぶ君　サイドストーリー　Blue Side</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/95/section/4738</link>
      <pubDate>Thu, 30 Sep 2021 21:28:00 +0900</pubDate>
      <description>はちみつ色の空を翔ぶ君のサイドストーリーです</description>
      <content:encoded><![CDATA[　キャンパスの並木も、すっかり黄色くなり、歩道の上は落ち葉のじゅうたんを敷き詰めたように、ふかふかになっていた。正門横にある紅葉は真っ赤で、見事なコントラストを描いている。しかし、そんな自然の彩色もかすんでしまうほど、キャンパスの中は色とりどりの立て看板で埋め尽くされていた。
　今日は学園祭。
　去年は、陽葵さんがコスプレ喫茶の手伝いで働いているのを見に来ていた。四年生になった今年は、どこで何をしているのか何もわからないが、校内をめぐっていれば、また偶然会えるかもしれない。そんな小さな希望を持って、朝からやって来た。

「おーい、蒼！　何してんだよ」
「ああ。別にぶらぶらしてるだけ」
　陽葵さんと別れるきっかけになった合コンを、企画した男だ。自分の意思で行ったのだから、別に彼が悪いわけではない。ただ、あれ以来なんとなく敬遠している。
「あれ、あの時の蒼君？」
　聞き覚えのある声。後ろを振り...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>１０　新しいスタートライン - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3640</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　玄関のドアを開くと、後ろから母親が声をかけてきた。
「アイスクリームは、大きいやつね。四七〇mlの」
「そんなでかいの買ってきて、どうするんだ？」
「アフォガートにしようと思って。良子ちゃんも入れて四人分だと、それくらい使うから」

　スニーカーを履きながら、よしのんが元気に応える。
「わかりました！　アフォガートならバニラでいいですか？」
「そうね、バニラがいいわね」

「アホがとか？　アホがなんとかって、なんだ？」
「アフォガート。アイスクリームにホットコーヒーをかけたデザートだよ。美味しいよ」
「ふうん」
「良子ちゃんは、よく知ってるわね」
「はい。小さい頃、レストランで食べたことがあります。苦くて甘くて、けっこう好きでした」

　一番近くにあるスーパーまでは大した距離ではないが、この炎天下を歩いていくのは、正直なところ勘弁してほしかった。しかし、よしのんは、デザートの材料を買い忘...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>２　科学のちから - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/2647</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　よしのんを家まで送った翌日。今日は『わかとめいを巡る迷推理……？』の投稿日のはずだが、よしのんからの投稿はないし、ツイートもない。メッセージは、昨日の夜は何通も来たが、今朝はまだ来ていない。
　いまごろ、何をしているのだろう。

「どうしたの？　なんか朝から元気ないけど」
「あ、いや、なんでもない」
　教室でぼうっとスマホを見ていると、石沢さんが心配そうにのぞきこんできた。

「んー。西原君って、なんか抱えている時は、すぐわかるのよね。何に悩んでるのかはわからないけど。チーム西原なんだから、悩んでることがあれば聞くよ」
　どうしたらいいのか全然わからないし。答えがあるとも思えないけれど、聞くだけ聞いてもらったら気が楽になるかな。

「ありがとう。実は、友達がちょっと悩んでてさ」
「うん」
　前の席の生徒は、まだ来ていなかったので、石沢さんは横向きにそこに座って、こちらを向いた。
　話すに...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>３　届かぬ心 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3380</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　石沢さんに言われるままに、一階に降りて校舎裏まで連れて行かれた。
　校舎裏のゴミ捨て場につながる通路は、石沢さんが美郷に振られて泣いてたところだ。あんまり気分のいい場所じゃない。

「ねえ、ナルちゃんに何かした？」
　通路の真ん中で、石沢さんは俺のことを睨みつけながら質問してきた。
「へっ？　何かって、何もしてないけど」
「昨日の放課後、一人で泣いてたよ。その前に、教室の前で話してたでしょ」
「えっ」
　確かに廊下で話はしたけど、泣いてたってどういうことだ？

「ナルちゃんは親友だから、たとえ西原君でも、傷つけたら絶対に許さないよ」
　その目は真剣だった。
「いや、誤解だ。成瀬さんを傷つけるようなことなんて言ってない」
「じゃあ、何の話をしてたの？」
「小説のコンテストに作品を出すことになってたから、無事に提出できたかって聞いただけだし」
「それで？」
「逆に、俺の方がきついこと言われた...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>４　覚悟 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3387</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　　　
　玄関のドアを開いて、よしのんが降りてきた。
「ありがとう。来てくれて」
「お父さんは？」
　庭に面した窓の方をちらりと振り向く。雨戸が締め切られたままだ。
「いつも通り深夜に帰ってきて、ずっと部屋にこもってる」
「そうか」
「上がって」
　門の内側から見える庭は、一面に雑草が生い茂っていた。

　玄関に入ると、家中に聞こえるような大きな声で、よしのんが呼びかけた。
「パパ。お客さん来たわよ」
　返事はない。
「お邪魔します」
「とりあえず、リビングに行こう」
　きれいに片付いているが、少し殺風景な部屋の中にソファとテーブルが置かれている。クーラーが効いているので、勧められるままにソファに座ると一瞬で汗が引いた。
「歩いてきて暑かったでしょ」
　氷を入れたグラスに麦茶を注いで持ってきてくれた。
「うん。外を歩ける気温じゃないな」

「パパの部屋に行って、呼んでくるから、ちょっと待っ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>６　それぞれの結果 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3402</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　よしのんが留守中にうちに来ていたことは、すっかりバレていた。

「その子が、あんたと付き合っていることが気に入らなくて、向こうのお父さんに怒られていたりするんじゃないの？」
「いや、違う違う。元々そうだったって話」
「それならいいけど。変なムシが付いたとか言われてないでしょうね？」
「いや、それはない、と思う」
「じゃあ、お父さんと何を揉めてるの」
　どこまで話していいのかな。
　連れて来ることになるなら、ある程度本当のことを話しておいた方がいいか。

「実は、お父さんと血がつながっていないかもしれないんだ」
「ふうん。それで？」
　目はテレビの方を向いて、かりんとうをぽりぽりし始めた。

「それでって、それだけで大問題だろう」
「そう？　血のつながっていない親子なんてよくいるわよ。さっき話しかけた、小学校の同級生だった中島君、覚えてる？　あの子も養子だから血はつながってないわよ」
「い...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>７　最後のプレゼント - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3635</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　文芸部の部室に入ると、成瀬さんが一人でテーブルの横に立って待っていた。久しぶりに見る、明るい表情。

「おめでとう。やったね」
「ありがとうございます。全部、ぜんぶ、西原さんのおかげです」
「そんなことない。成瀬さんの力だよ」
「あの……」
「あのさ。本当に悪いんだけど、実はすぐ行かなきゃいけないところがあってさ」
　すっと表情が暗くなった。
「よしのんさんのところですね。ごめんなさい。もう邪魔はしないなんて言いながら、また呼び出してしまって」
　悪いこと言っちゃったな。

「いや、呼び出してくれるのはいいんだ。いつでも声をかけてよ。でも、今日だけは急いでて」
「わかりました。お引き止めしないように、手短にしますね」
　成瀬さんはピンと背筋を伸ばして俺の目を見た。
「二ヶ月間、指導していただいて本当にありがとうございました。一人では、とてもできませんでした」
　深々と頭を下げる。
「いや...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>８　積み重ねてきたもの - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3636</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[「なんで、石沢さんがここに？」
「ナルちゃんから、一緒に帰ろうって電話が来たから、部室まで迎えにいくところ。ナルちゃん、また泣いてたみたいだったけど、もしかして西原君と話してた？」
「あ、うん。さっきまで部室で話してた」
　うわ。また親友を泣かせたのかって、怒られる。

「あ、あのさ……」
「大丈夫だよ。わかってる。きっとナルちゃんなりにケリをつけたんでしょ」
「……」

「おい、お前、何を言いふらしたんだ？」
　美郷はそっちのけで話をしている俺たちにイラついたのか、またグイッと力を入れて肩を押し付けられた。
「言いふらしてなんかいないよ。三組の女子から、よく相談を受けるんだ。美郷君ってどんな人？　かっこいいからアタックしようと思うけどって。そうしたら、ありのままを答えてるだけ」
「なんでお前なんかに相談が？」
「二年生の時の事件を知っている子は、私があなたと何かあったって思ってるし。今は...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>５　他人と家族の間 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3399</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　よしのんの父親は、驚くようなことを言い始めた。
「白黒はっきりさせたいんだろう？　それなら、黒だとはっきりしたら、この家にいる必要はない。どこへでも好きなところへ行け」
「パパ！」
「そんな。どこに行けって言うんですか」

「君の家にでも連れて行けばいいだろう。そこまでの覚悟があって、良子に関わっているんだろう？」
「うっ……」
「その程度の覚悟もないなら、他人の家族の問題に首を突っ込んでくるな」
　言っていることは正論だ。結果を引き受ける覚悟もないのに、よその家族の問題を引っ掻き回して良いわけがない。
「くそっ。わかりました。もし本当の親子じゃなかったら、うちに来てもらいます」
「ちょっと蓮君、なに勝手に決めてるの？！」
　よしのんが、俺の左腕をつかんだ。そちらを向くと、驚いた表情のよしのんと目が合う。

「良子。DNA検査なんて、お前が言い出したことか」
「いえ。僕が提案しました」
...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>９　いくじなし - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/3639</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:24:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　よしのんは、追い詰められたような怯えた目で、俺を見ている。
「よしのん……」
「検査している間は、やっぱり本当の親子だって証明されるかもしれないと思ってたけど、もし本当の親子じゃないって結果だったら……。だって、すごく稀なケースなんでしょ」
　よしのんの言う通り、シスAB型というのはごく稀にしかいない、と山本さんに教えてもらったサイトにも書いてあった。本当の親子だと証明するのは、無謀な賭けだったのかもしれない。

「でも、結果報告を見ないままじゃ何も変わらないだろう。O型からAB型は生まれないっていう、お父さんの言い分をひっくり返すために検査したのに、本当の親子かどうか、わからないままでいいのか？」
「検査結果なんて見なければ、もしかしたら本当の親子かもしれないって思っていられる。でも、はっきり違うって書いてあったら……」
　涙目になってきた。

　もしかして俺は、とんでもなく残酷なこと...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>１　本当の名前、本当の思い　 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/117/section/2638</link>
      <pubDate>Thu, 16 Sep 2021 09:23:00 +0900</pubDate>
      <description>大団円</description>
      <content:encoded><![CDATA[　校門の前で俺に抱きついたまま、よしのんはいつまでも泣き続けていた。もう下校する生徒はいなかったから、誰にも見られてはいないが、ずっとこうしているわけにもいかない。

「よしのんさん。もう家に帰らないと」
「帰らない」
「帰らないってどうするの？」
「帰れない。パパとは顔を合わせられない」
　困ったな。誰かに見られたら、どんな噂になるかわかったものじゃない。それが杏奈さんや石沢さんの耳にでも入ったら、何を言われるか……

「おい、どうした」
　通用口を閉めるためにやって来た先生が、こっちを見ている。あれは確か体育のブッチマンだ。すぐにブチ切れるからブッチマン。まずい。
「学校のまん前で、堂々と何やってるんだ」
「なんでもありません。大丈夫です」
「二年生の西原か？　そっちは、他の学校の生徒さんみたいだが、泣いてるのか？」
「いや、ちょっとコンタクトがずれて、目が痛いだけです。大丈夫です」
...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>梗概 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2311</link>
      <pubDate>Mon, 13 Sep 2021 20:32:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[1　血液型を根拠に、父親の実の子ではないという現実を突きつけられて傷ついたよしのん。帰りたくないという彼女に、姉のところに行けば？と提案するが、姉には迷惑はかけられないと言う。俺にはいいのかよ。蓮君はパートナーでしょ。パートナーだったら助けてくれるものじゃない？　それに、お姉ちゃんになんて言おう。私、お父さんの本当の娘じゃなかったの、って？　もしお姉ちゃんはもう知ってて、知ってたわよ。あんたなんか妹じゃないからって言われたら、どうしよう。やだやだ。
　なんとか説得し、家まで付き添って送り届ける蓮。表札の苗字は「百合」になっている。よしのんさん、本名はなんていうの？　|百合　良子《ゆり　りょうこ》だよ。あれが本名。遊園地では、ずっと本名で呼んでもらっててうれしかった。

2　翌日、「わかとめいの名推理」も休載した。よしのんさんからは何もツイートが無い。どうしたらいいかわからずクラスで悩んでい...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>１０　新しいスタートライン - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2621</link>
      <pubDate>Mon, 13 Sep 2021 20:32:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[〇＊＊西原の家（週末）
　　　玄関から、よしのんと西原が出てくる。
西原母「アイスクリームは、大きいやつね。四七〇mlの」
西原「そんなでかいの買ってきて、どうするんだ？」
西原母「アフォガートにしようと思って。良子ちゃんも入れて五人分だと、それくらい使うから」
よしのん「わかりました！　アフォガートならバニラでいいですか？」
西原母「そうね」

西原「アホがとか？　アホがなんとかって、なんだ？」
よしのん「アフォガート。アイスクリームにホットコーヒーをかけたデザートだよ。美味しいよ」
西原「ふうん」
西原母「良子ちゃんは、よく知ってるわね」
よしのん「はい。小さい頃、レストランで食べたことがあります。苦くて甘くて、けっこう好きでした」

　　　二人で手をつないで、スーパーまでの道を歩きながら、話をしている。
よしのん「蓮君のお母さまって、いい人だね」
西原「そうか？」
よしのん「とっても...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>９　いくじなし - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/3367</link>
      <pubDate>Tue, 07 Sep 2021 21:08:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[　　　よしのんは、追い詰められたような目でこちらを見ている。
西原「よしのん……」
よしのん「だって、見ちゃったら、取り返しがつかなくなるかもしれないんだよ。検査している間は、やっぱり本当の親子だって証明されるかもしれないと思ってたけど、もし本当の親子じゃないって結果だったら……。もう、それっきりになっちゃうんだよ」
西原「でも、結果報告を見ないままじゃ何も変わらないだろう。O型からAB型は生まれないっていう、お父さんの言い分をひっくり返すために検査したのに、本当の親子かどうか、わからないままでいいのか？」
よしのん「検査結果なんて見なければ、もしかしたら本当の親子かもしれないって思っていられる。でも、はっきり違うって書いてあったら……」
　　　涙目になってきた。
よしのん「蓮君の家だって、ずっといつまでもいられるわけじゃないだろうし。そうなったら、行くところがなくなっちゃう」

西原（心...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>８　積み重ねてきたもの - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2618</link>
      <pubDate>Tue, 07 Sep 2021 20:51:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[〇＊＊学校の階段（金曜日放課後）
西原「なんで、石沢さんがここに？」
石沢「ナルちゃんから、一緒に帰ろうって電話が来たから、部室まで迎えにいくところ。ナルちゃん、また泣いてたみたいだったけど、もしかして西原君と話してた？」
西原「あ、うん。さっきまで部室で話してた」
西原（心の声）「うわ。また親友を泣かせたのかって、怒られる」
石沢「そうか」
西原「あ、あのさ……」
石沢「うん、大丈夫だよ。わかってる。きっとナルちゃんなりにケリをつけたんでしょ」
西原「……」

美郷「おい、お前、何を言いふらしたんだ？」
石沢「言いふらしてなんかいないよ。三組の女子から、よく相談を受けるんだ。美郷君ってどんな人？　かっこいいからアタックしようと思うけどって。そうしたら、ありのままを答えてるだけ」
美郷「なんでお前なんかに相談が？」
石沢「二年生の時の事件を知っている子は、私があなたと何かあったって思ってる...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>７　最後のプレゼント - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2602</link>
      <pubDate>Tue, 07 Sep 2021 20:22:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[〇＊＊文芸部の部室（金曜日放課後）
　文芸部の部室に行くと、成瀬さんが一人で待っていた。久しぶりに見る、明るい表情の成瀬さん。

西原「おめでとう。やったね」
成瀬「ありがとうございます。全部、ぜんぶ、西原さんのおかげです」
西原「そんなことない。成瀬さんの力だよ」
成瀬「あの……」
西原「あのさ。本当に悪いんだけど、実はすぐ行かなきゃいけないところがあってさ」
成瀬「あ、よしのんさんのところですね。ごめんなさい。もう邪魔はしないなんて言いながら、また呼び出してしまって」
　　　すっと表情が暗くなった。悪いこと言っちゃったな。

西原「いや、それはいいんだ。いつでも声をかけてよ。でも、今日だけは急いでて」
成瀬「わかりました。お引き止めしないように、手短にしますね。二ヶ月間、指導していただいて本当にありがとうございました。一人では、とてもできませんでした」
西原「いや、指導なんてしなくても...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>６　それぞれの結果 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2599</link>
      <pubDate>Tue, 07 Sep 2021 20:14:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[〇＊＊西原の家（夜）


西原母「その子が、お父さんとうまくいってないって、あんたのせいじゃないでしょうね？」
西原「いや、違う違う。元々そうだったって話」
西原母「それならいいけど。変なムシが付いたとか怒られてないでしょうね？」
西原「いや、それはない、と思う」
西原母「じゃあ、お父さんと何を揉めてるの」

西原（心の声）「どこまで話していいのかな。連れてくることになるかもってことは、ある程度本当のことを話しておいたほうがいいよな」
西原「実は、お父さんと血がつながっていないかもしれないんだ」
西原母「ふうん。それで？」
　　　かりんとうをぽりぽりしながら、目はテレビに向いたままで返事をしてくる。

西原「それでって、それだけで大問題だろう」
西原母「そう？　血のつながっていない親子なんてよくいるわよ。さっき話しかけた、小学校の同級生だった中島君、覚えてる？　あの子も養子だから血はつなが...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>５　他人と家族の間 - こらぼれーしょん　――協同恋愛小説――</title>
      <link>https://daikanzaka.kashi-hondana.com/author/page/99/section/2590</link>
      <pubDate>Tue, 07 Sep 2021 20:13:00 +0900</pubDate>
      <description>コラボ相手を救うために頑張る話</description>
      <content:encoded><![CDATA[〇＊＊よしのんの家（土曜日昼）
　　　よしのんの父親は、驚くようなことを言い始めた。
よしのん父「白黒はっきりさせたいんだろう？　それなら、黒だとはっきりしたら、この家にいる必要はない。どこへでも好きなところへ行け」
よしのん「パパ！」
西原「そんな。どこに行けって言うんですか」
よしのん父「君の家にでも連れて行けばいいだろう。そこまでの覚悟があって、良子に関わっているんだろう？　その程度の覚悟もないなら、他人の家族の問題に首を突っ込んでくるな」
西原「くそっ。わかりました。もし本当の親子じゃなかったら、うちに来てもらいます」
よしのん「ちょっと蓮君、なに勝手に決めてるの？！」

よしのん父「良子。DNA検査なんて、お前が言い出したことか」
西原「いえ。僕が提案しました」
よしのん父「ふん。余計なことを言い出しおって。お前たちで勝手に申し込んでおけ。金は渡してやる」
　　　立ち上がる。
よ...]]></content:encoded>
    </item>
  </channel>
</rss>
